しばき隊は批判の高まりや組織の再編を受け、2014年以降に「CRAC(Counter-Racist Action Collective)」へと名称を変更しました。武闘派路線を担っていた男組は事実上の解散状態となり、かつてのような大規模な街頭衝突は激減しています。
改組後のCRACは、街頭での過激なフィジカルカウンターから、SNSを通じた情報発信、特定の政治課題やデモへの合流、音楽やカルチャーを交えたアピールへと活動の軸足をシフトさせました。しかし、幹部や主要メンバーの顔ぶれは大きく変わっておらず、SNS上での他者への攻撃的なリプライや舌鋒鋭い批判投稿は継続して物議を醸しています。
過去の暴行事件や逮捕歴という負のレガシーは払拭されておらず、現在も社会的な発言力や影響力は全盛期と比べて大きく後退しています。過激な手法に依存した集団がどのような結末を迎えるのかを示す象徴的な事例として、その動向は今なお厳しく注視されています。