千葉県政の歩みを振り返ると、堂本暁子知事(初の女性知事・環境重視)、森田健作知事(知名度抜群のタレント知事)、そして熊谷俊人知事(実務・データ重視)へと、リーダーシップのスタイルが大きく変遷してきました。
特に大きな対比として語られるのが、3期12年を務めた森田健作前知事とのガバナンスの違いです。森田県政は国の大型予算獲得やアクアライン通行料金800円化の実現といった功績を残した一方、2019年の台風15号・19号発災時における初動の遅れや庁内マネジメントの属人化が強い批判を浴びました。これに対し熊谷知事は、就任直後から危機管理体制の抜本的見直しを実施。迅速な権限移譲とITインフラを活用した情報共有体制を確立しました。
気になる知事の給料・年収については、千葉県の特別職報酬条例に基づき支給されています。知事の月額給料は約135万円、年2回の期末手当を合算した年間給与は約2,100万〜2,300万円規模(各種手当・控除前の総支給ベース)となっており、人口620万人を擁する広域自治体のトップとして全国標準的な水準です。市長時代にみられた報酬カットなどのパフォーマンスに頼るのではなく、「適正な報酬を受け取りながら職責と実績で還元する」という現実的なスタンスを貫いています。