自宅でとんかつを作る場合、調理の工程を少しアレンジするだけで、美味しさを損なわずにカロリーと脂質を劇的に削減できます。
最大のポイントは「パン粉の粒度」です。粗目の生パン粉はザクザクとした食感が魅力ですが、表面積が大きいため油を大量に吸い込みます。これを「細目(微粒子)の乾燥パン粉」に変えるだけで、衣の吸油率を約20〜30%抑えることが可能です。
さらに、小麦粉の代わりに「米粉」を薄くまぶすテクニックも有効です。米粉は小麦粉に比べて油の吸収率が低く、冷めてもカリッとした軽やかな食感に仕上がります。
肉の下処理では、ロース肉を使用する場合、外周にある白い脂身部分に包丁を入れて切り落とす、あるいはあらかじめ脂身の少ない豚モモ肉やヒレ肉をチョイスすることで、素材由来の脂質をカットできます。たっぷりの油で揚げる代わりに、大さじ2〜3杯の油で香ばしく焼き上げる「揚げ焼き」や、ノンフライ熱風オーブン調理を活用するのもスマートな選択肢です。