新海誠監督の大ヒット劇場アニメ『君の名は。』でヒロインの声を務め、その声覚的な表現力で絶賛を浴びた上白石萌音。その後、NHKの連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』でもヒロイン・安子役を見事に演じ切り、日本中を深い感動で包み込んだ。
彼女が演じる役に宿る深い感情の機微や、言葉に宿るぬくもり。それらは、幼少期に父から与えられた豊かな実体験と、メキシコで肌で感じた人間の温かみが源流となっている。言葉を単なる記号として扱うのではなく、心を通わせる道具として大切にする姿勢は、父・修氏が教壇や家庭で示し続けた姿勢そのものである。