では、なぜ本家はこれらの模倣店を法的に差し止められないのだろうか。知的財産権に詳しい専門家に話を聞いた。
「食品のレシピや、丸いチーズケーキの底にレーズンを敷くというアイデア自体には、特許権や著作権は認められにくいのが現状です」と専門家は指摘する。キャラクターの焼き印が完全に同一であれば商標権侵害に問えるが、少しデザインを変えた「おじさん風のイラスト」であれば、法的なグレーゾーンに逃げ込むことが可能になってしまうという。意匠権の侵害を立証するのもハードルが高く、現行法での取り締まりには限界があるのが実情だ。