お茶の間に浸透している「亀田のあられ・おせんべい♪」というリズミカルなCMフレーズは、1970年代から長年にわたって親しまれてきた日本のポップカルチャーの一つです。親しみやすいメロディとともに、季節ごとのだんらんシーンを描き出し、ブランドイメージを確固たるものにしました。
その歴史は終戦直後の新潟市亀田町(現・新潟市江南区)に始まります。農村の副業として水飴製造からスタートし、米どころの利点を活かして米菓製造へと舵を切ったことが今日の礎となりました。
伝統を守るだけでなく、時代に合わせたアップデートも怠りません。ロングセラー「ぽたぽた焼」では、2026年に人気絵本作家のヨシタケシンスケ氏による新しい「おばあちゃん」のイラストへとパッケージが刷新されました。長年親しまれた温もりを残しつつ、現代の子育て世代や子どもたちにも親しみやすい優しいタッチへと生まれ変わり、SNSでも大きな話題を呼びました。