松平定知氏が歴史番組で圧倒的な説得力を持っていた背景には、彼自身が背負う本物の歴史的ルーツが存在します。松平家の家系図を辿ると、徳川家康の異父弟である松平定勝を祖とする名門・伊予松山藩(久松松平家)の直系子孫に行き着きます。
かつて四国・松山城を治めた大名家の流れを汲んでおり、松平氏自身も幼少期から「歴史の当事者の血を引く者」としての誇りと教養を叩き込まれて育ちました。父親の松平定光氏も名士として知られ、戦後の激動期を気品高く生き抜いた人物です。
バラエティ番組や対談などで自身のルーツを問われた際、松平氏は決して偉ぶることなく、「先祖の名前を汚さぬよう、言葉を大切に扱ってきただけです」と謙虚に語っています。この育ちの良さと品の良さが、彼のニュース読みや解説に漂う唯一無二の品格につながっています。