古手川祐子の私生活を語るうえで欠かせないのが、かつてのパートナーである俳優・田中健との歴史、そしてふたりの間に生まれた娘の存在だ。1986年に結婚し、美男美女のビッグカップルとして世間の祝福を一身に浴びたふたりだったが、1999年に約13年の結婚生活にピリオドを打った。
泥沼の愛憎劇ではなく、互いの人生観を尊重し合ったうえでの円満な別れだったとされる。離婚後もひとり娘を育てる親としての信頼関係は途切れず、適切な距離感を保ちながら互いの活躍を見守り続けてきた。
その愛娘である綾乃美花は、2011年にホリプロタレントスカウトキャラバンで審査員特別賞を受賞して芸能界入りを果たした。母親譲りの透明感ある美貌と表現力で注目を集めた際、古手川祐子は過剰に前に出ることなく、ひとりの表現者の先輩として、そして何より温かな母親として娘の自立を静かに後押しした。娘が成長し独立した現在、母娘で過ごすプライベートな時間は彼女にとってかけがえのない活力源となっている。