煮付けの真骨頂は、実は翌日に訪れる。冷める過程で味が中心部までじっくりと染み込み、コラーゲンが固まって煮こごりとなる。翌朝、温かいご飯の上に冷えた煮こごりと身を乗せ、熱い出汁や茶を注ぐ「煮付け茶漬け」は、料理人だけが知る贅沢な朝食だ。
また、残った煮汁を捨ててはいけない。カマから溶け出した極上の脂とエキスが凝縮された煮汁は、万能の合わせ調味料になる。厚揚げや大根、半熟卵を加えて軽く煮直すだけで、極上の小鉢が一瞬で完成する。
ほんの少しの針生姜や白髪ねぎ、あるいは粉山椒をひと振りするだけで、味の輪郭がキリリと引き締まる。脂の乗った魚料理だからこそ、薬味の清涼感が最高のアクセントになるのだ。今夜のメインディッシュに、ぜひこの一杯を。 (出典: ぶり かま レシピ 煮付け(Yahoo!ニュース))
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