セクシャルマイノリティに関する最新の統計調査によると、ノンセクシャルを含むアセクシャル・スペクトラムに該当する人の割合は人口の約1〜3%と推計されている。決して極めて稀な例外ではなく、学校の1クラスや職場の同僚の中に数名は存在している計算だ。
交際相手や婚約者へのカミングアウトは、関係性を築くうえで最も繊細なハードルとなる。タイミングを逃して性行為の直前に拒絶すると、相手を深く傷つけたり関係が破綻したりするリスクが高まる。
パートナーへ伝える際は、「あなたを異性として愛している」という精神的な好意を明確に伝えたうえで、「身体的な欲求を抱けない体質・指向であること」を論理的かつ誠実に共有する姿勢が求められる。互いの境界線や妥協点について、時間をかけて丁寧にすり合わせることが不可欠だ。