長らくアングラな悪趣味、あるいはサブカルチャーの片隅に追いやられていたグロテスクで奇妙な造形たち。いまやそれらは、キャラクタービジネスのど真ん中で巨額の利益を生み出すキラーコンテンツとなった。玩具、アパレル、ハイブランドとのコラボレーションに至るまで、異形のアイコンたちは引く手あまただ。
この変化は、デジタルコンテンツ産業全体のパラダイムシフトを象徴している。整然とした広告メッセージが消費者に届きにくくなった時代において、キモカワが放つ「毒」は、ノイズだらけのメディア空間を切り裂くもっとも効果的な武器となった。毒があるからこそ、その奥にある甘さが際立つ。
美醜の基準が揺らぎ、多様な感情のあり方が肯定される時代。キモカワキャラクターたちは、私たちが心の奥底に隠してきた弱さや居心地の悪さをそのまま肯定し、笑い飛ばしてくれる。この奇妙な熱狂は、洗練されすぎた世界に対する、人間味あふれる愛すべき叛逆なのかもしれない。 (出典: キモカワ キャラクター(Yahoo!ニュース))
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