東証プライム市場上場企業としての強固な財務基盤と高いガバナンス力は、大手メーカーとの強固な信頼関係を築く土台となっている。大手自動車メーカーや電機メガサプライヤーが、機密性の高い中核開発プロジェクトを安心して託せる理由がここにある。
さらに注目すべきは、受託開発・エンジニアリングアウトソーシングへの構造シフトだ。顧客先への常駐派遣だけでなく、自社テクノパークなどの開発拠点を活用した「持ち帰り受託」の比率を戦略的に拡大させている。仕様策定から試作、評価までを一括で請け負う体制を整えたことで、プロジェクト単位での利益率は大幅に向上した。単なる人材ビジネスから総合エンジニアリング企業への脱皮は、着実に結実しつつある。