境内に入る前に、まず入り口を見てみよう。赤い鳥居が立っていれば、そこは神社だ。鳥居は「ここから先は神様の領域」という境界線を示す結界の役割を果たしている。神社の奥には、神様が宿る本殿があり、そこを守るように狛犬(こまいぬ)が鎮座している。
対して、お寺の入り口には「山門(さんもん)」と呼ばれる重厚な門があることが多い。門の左右には仁王像が立ち、邪気が入るのを防いでいる。また、お寺の境内にはお墓があるが、神社にお墓はない。神道では「死=穢れ(けがれ)」と捉えるため、聖域である神社の中に墓地を作ることは原則としてないからだ。