鶏胸肉は水分が少なく、繊維がぎっしりと詰まっている。この「密度の高さ」こそが、プリン体が多くなる最大の理由だ。プリン体は細胞の核に含まれる物質(核酸)の主成分である。つまり、細胞の数が多ければ多いほど、その食材に含まれるプリン体の量も増加する。
鶏の胸肉は非常に緻密な筋肉繊維で構成されているため、単位重量あたりの細胞数が非常に多い。結果として、ヘルシーで低脂肪であるにもかかわらず、プリン体の含有量は100gあたり約140mg前後に達する。これは、一般的にプリン体が多いとされる豚肉や牛肉の赤身と同等、あるいはそれ以上の数値なのだ。