メインイベントに注目が集まりがちだが、格闘技関係者が揃って「最も難しい」と口をそろえるのが第1試合と休憩直前の試合だ。第1試合を担当する選手には、静まり返った会場の空気を一変させ、その日の大会全体の「トーン」を決定づける重責が課される。
一方、ロングランとなるRIZINの大会において、中盤の休憩時間は観客の集中力をリセットする節目だ。ここでKO劇や劇的な一本勝ちが生まれれば、休憩中のSNSでの盛り上がりは一気に加速し、後半戦への期待値が爆発的に高まる。各カードに与えられた役割を読み解くことこそ、観戦の醍醐味だ。