では、2026年の現在はどうなのか。都内の産婦人科クリニックの医師に話を聞いた。「昭和の時のように、意図的にこの年の妊娠を避けるような動きはほとんど見られません」と医師は語る。妊活中の夫婦や単身者にとっても、現代の最大の関心事は「仕事と育児の両立」や「経済的な不安」であり、暦の吉凶を気にする余裕もなければ、それを信じる合理的な理由もないというのが本音のようだ。
「そもそも、今の時代にそんなことを気にしていたら子どもなんて産めない」と、都内在住の30代女性は一蹴する。晩婚化と少子化が極限まで進む現代日本において、古い迷信による産み控えなど、もはや過去の遺物でしかないのかもしれない。