着席ニーズの高まりを受け、JRと阪急はそれぞれ看板路線に指定席サービスを導入しています。日々の通勤や観光移動において、どちらがより費用対効果に優れているのでしょうか。
JR西日本の「Aシート」は、JR京都線・神戸線を走る新快速の一部列車(9号車)に連結されています。全席リクライニングシートで電源コンセントや無料Wi-Fiを完備しており、料金は通常840円(JR西日本ネット予約「e5489」のチケットレス指定席券なら600円)。長距離を高速移動しながら確実に座りたいビジネスパーソンから高評価を得ているものの、運行本数が1時間に1本程度に限られる点がネックとなります。
一方、阪急電鉄が京都線特急に導入した「PRiVACE(プライベース)」は、専用Webサイトから座席指定が可能で、一律500円という手頃な追加料金が魅力です。落ち着いた木目調の内装、半個室感を演出する座席パーテーション、専任アテンダントによる車内サービスなど、阪急らしい上質なプライベート空間を提供しています。運行頻度も日中20分間隔と高密度で、日常使いしやすい仕様です。