生物学者・福岡伸一の現在|動的平衡と知られざる軌跡が拓く新境地

生物学者・福岡伸一の現在|動的平衡と知られざる軌跡が拓く新境地

生物学者・福岡伸一の現在|動的平衡と知られざる軌跡が拓く新境地に関する最新の話題を詳しく解説いたします。

福岡氏の魅力は、生物学の枠に収まらない越境的な教養にあります。その代表格が、17世紀オランダの画家ヨハネス・フェルメールに対する深い造詣です。

世界中に点在するフェルメールの全37作品を自らの足で踏破・鑑賞した福岡氏は、最新のデジタル印刷技術を駆使してフェルメールの初期状態の色調を原寸大で再現する「フェルメール 光の王国展」を監修・プロデュースしました。光学装置(カメラ・オブスクラ)を駆使して光の粒子をカンバスに捉えようとしたフェルメールの視線に、福岡氏は科学者の観察眼と共通する精神を見出しています。

さらに、幼少期からの愛読書であったヒュー・ロフティングの古典児童文学『ドリトル先生』シリーズの翻訳・研究にも情熱を注いでいます。朝日新聞で長期連載されたオリジナルストーリー『ドリトル先生 ガラパゴスを救う』では、ダーウィンの進化論の舞台となったガラパゴス諸島を舞台に、自然の調和と生物多様性の尊さを物語形式で描き出しました。科学とアート、フィクションを見事に往還する表現力は、福岡氏ならではの唯一無二の武器です。

山本 拓海
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山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。