離婚後のふたりが選んだ関係性は、当時の日本の芸能界ではきわめて異例だった。多くのカップルが離婚後に断絶を選ぶなか、鈴木紗理奈とTELA-Cは息子の行事やイベントに揃って参加し、SNSにも3人での笑顔写真を度々投稿。息子の健やかな成長を最優先に考えた「共同養育」の実践者として、新しい家族のあり方を体現してきた。
息子のイギリス留学に際しても、元夫と連携を取りながら温かく送り出すなど、親としてのタッグは揺るがなかった。「夫」ではなく「戦友」「息子の父」というポジショニングへ移行したことで、かえって絆が深まったという見方もある。夫婦という枠組みを解体したからこそ手に入れた、穏やかで成熟した人間関係と言える。