お湯とオイルで粘着が緩んだら、物理的にチップを浮き上がらせる工程に移ります。ここで絶対にやってはいけないのが「爪先側から力任せにめくる」行為です。爪の先端から引っ張るとテコの原理で自爪の中央部に強い負荷がかかり、爪の層が剥がれてしまいます。
最も安全な外し方は、ウッドスティックの斜めカット面を自爪とチップの隙間に差し込む方法です。差し込む位置は、爪のサイド(側爪郭付近)または甘皮側の隙間が最適です。
ウッドスティックの先端にオイルを少量付け、爪のカーブに沿わせながら「左右に細かく揺らすように」ゆっくりと前進させます。隙間が広がってきたら、爪と平行に近い角度(約15〜30度)をキープしたまま、粘着テープをチップ側から押し剥がすイメージで押し進めます。少しでも抵抗や痛みを感じた場合は無理にスティックを押し込まず、再度お湯に指を浸してオイルを足してください。