アーサー・ボイルという男の真価は、その常軌を逸した「思い込みの力」にある。己を中世の騎士と思い込む心が強まれば強まるほど、彼の戦闘能力は指数関数的に跳ね上がるという奇抜な能力特性を持つ。物語終盤の覚醒段階において、その能力は単なる個人の武力を遥かに凌駕し、概念的な領域へと到達した。
彼が到達した「騎士王」としての覚醒状態では、星のエネルギーそのものを知覚し、己の刀身へと集束させることが可能となる。絶望的な状況下であっても、自身の妄想世界を現実へと塗り替える圧倒的な精神的強度こそが、彼を最強たらしめる最大の要因なのだ。