事件の発端は、2011年5月下旬に放送されたNHK朝の情報番組『あさイチ』のスタジオでした。当時、メインキャスターを務めていた有働アナは、爽やかな水色の薄手ブラウスを着用して生放送に臨んでいました。初夏の気温上昇とスタジオの強い照明、そして生放送特有の緊張感が重なり、両脇にくっきりと濃い汗ジミが浮かび上がってしまったのです。
一般的な番組進行であれば、カメラワークでバストアップを避けたり、CMやVTRの合間に衣装を着替えさせたりしてやり過ごすのが通常の現場対応です。しかし、番組の生放送中に視聴者から届いた1通のFAXが空気を一変させました。そこには「有働アナの脇汗を見ていられません。朝の番組なのに見苦しいです」という痛烈な指摘が記されていたのです。
スタッフが止める間もなく、有働アナはそのFAXに目を留め、なんと番組のエンディングではなくオープニングトークの直後に自ら公共の電波で読み上げるという驚きの行動に出ました。