大川隆法(本名・中川隆)氏は1956年7月7日、徳島県麻植郡川島町(現・吉野川市)に生まれました。地元の進学校である徳島県立城南高校を経て東京大学法学部へ進学。卒業後は大手総合商社「日商岩井(現・双日)」に入社し、ニューヨーク本社に勤務するなど国際派エリートとしてのキャリアを歩んでいました。
転機が訪れたのは1981年のことです。大川氏は自身に「大天使ミカエル」をはじめとする高級霊が降りてきたとして霊言現象を体験。商社を退職した後の1986年10月に宗教法人幸福の科学を設立しました。『太陽の法』『黄金の法』といった基本教義書を次々と上梓し、出版マーケティングと独自の霊界通信を融合させたスタイルで瞬く間に支持を拡大します。
1991年には東京ドームで大規模な記念式典を成功させ、世間にその存在感を強く誇示しました。単なる新興宗教の枠組みにとどまらず、学校法人幸福の科学学園の開校、映画の自主制作、幸福実現党の結党など、教育・文化・政治の全方位へと活動領域を広げ、一大宗教帝国を築き上げました。