キャリアの初期において、彼女はしばしば「元厚生労働大臣・田村憲久氏の長女」という肩書きで語られることが多かった。世襲やコネといった色眼鏡で見られることも少なくなかったはずだ。しかし、彼女はその雑音を自らの仕事ぶりで黙らせた。
七光りに頼るどころか、むしろその背景を感じさせないほど泥臭く現場と向き合ってきた。バラエティでの体当たりな企画にも笑顔で挑戦し、アナウンサーとしての基本であるニュース読みでも高い評価を得ている。今や彼女を「政治家の娘」として見る視聴者はほとんどおらず、一人のプロフェッショナルとして確立された地位を築いている。