2010年代、きゃりーぱみゅぱみゅの世界的ヒットによって「Kawaii」という単語は辞書に載るほどの国際語となった。グロテスクさと愛らしさを融合させた独自の美学は、原宿の小さなショップから世界中のポップカルチャーへと伝播していった。
インバウンドが日常化した現在、日本の観光業を牽引する強力なコンテンツとして、その存在感はさらに増している。外国人観光客が買い求めるのは、単なるお土産グッズにとどまらない。その背景にある「自己表現としてのカワイイ」という思想そのものを体験し、体現するために、世界中からファンが集まり続けている。