マラソンランナーやテニス選手が試合の合間にバナナを頬張る光景は、もはやおなじみだ。なぜ他のフルーツやスポーツエナジージェルではなく、バナナなのか。
その答えは、単糖類(果糖・ブドウ糖)、少糖類(ショ糖)、多糖類(デンプン)が絶妙なバランスで同居している点にある。消化吸収のスピードがそれぞれ異なるため、食べた直後から即座にエネルギーとして使われつつ、その後も長時間にわたって血糖値を緩やかに維持してくれるのだ。つまり、バナナは天然の「タイムリリース型エネルギー補給食」。運動前のアッパー系燃料としても、運動後の筋肉修復・グリコーゲン補給としても隙がない。