「Famiポート(ファミポート)」とは、株式会社ファミリーマートが2000年代初頭から全国の店舗に導入していた緑色のマルチメディア情報端末(キオスク端末)です。銀行ATMやコピー機の並びに置かれ、鮮烈なグリーンの筐体と直感的なタッチパネル画面がトレードマークでした。
登場当時のコンビニ業界において、店頭で多様なデジタルサービスを取り次ぐ仕組みは画期的でした。Famiポートの主な役割は多岐にわたり、映画やコンサートなどのチケット発券(イープラス等)、Amazonなどのネット通販・各種代金支払い、高速バスの予約決済、スポーツ振興くじ(toto)の購入、さらにはプリペイドカードの発行までを一手に引き受けていました。
利用者が画面上で予約番号や企業コードを入力すると、細長い「Mステーション申込券(レシート)」が出力され、それを30分以内にレジへ持参して代金を支払ったり商品・チケットを受け取ったりする流れが、長年のおなじみの利用スタイルとして定着していました。