平日の午前中、駅前にある大手カルチャーセンターの一室を訪ねると、20名ほどのシニアが4人掛けの卓を囲んでいた。驚くべきは、参加者の約7割を女性が占めている点だ。配牌を見つめながら「次は何を切ろうかしら」「その牌、狙っていたのに!」と、あちこちから楽しげな歓声が上がる。
講師が手際よくルールや牌の組み合わせを解説し、点数計算につまずいた受講生には優しく寄り添う。初心者同士が教え合い、ファインプレーには拍手が湧き起こる。ピリピリとした勝負の空気ではなく、お互いの知恵を出し合うサロンのような温かさが空間を満たしていた。