なぜこれほど膨大なキャラクターの誕生日の多くが、整然と、かつコミカルに決まっているのか。その背景には、原作者・尾田栄一郎先生と読者との独特なコミュニケーションが存在する。
単行本のSBSコーナーでは、「○月○日は○○の誕生日にしてください!理由は語呂合わせです!」というファンからの投稿が頻繁に寄せられる。尾田先生が「よし、決定!」とノリ良く公認することで、後付けでありながら公式設定として組み込まれるケースが日常茶飯事なのだ。サンジ(3月2日=サン・ジ)やナミ(7月3日=ナ・ミ)のように直感的なものから、非常にひねりの効いたダジャレまで様々。この遊び心こそが、長年愛され続ける作品の生命線と言える。