納豆を過剰に摂取したり、タイミングを誤って口にしたりすると、胃腸はさまざまな危険信号を発します。代表的な症状として挙げられるのが、胃が張るような圧迫感や吐き気・胸焼けです。大豆の油分とタンパク質の消化に時間がかかり、胃酸が逆流しやすくなることで起こります。
特に危険なのが、長時間の絶食を経た「空腹時の一気食い」です。胃が空っぽの状態で大豆サポニンや納豆の刺激が直接胃壁に触れると、ズキズキとした鋭い胃痛を感じることがあります。
また、夕食の時間が遅い人や夜遅くに納豆を食べる習慣がある人も注意が必要です。就寝中は消化管の働きが著しく低下するため、未消化の納豆が胃に停滞し、翌朝起きた瞬間のひどい胃もたれや口の苦味につながります。
なお、単なる消化不良だけでなく、食後数時間から半日ほど経って激しい胃痛や下痢、蕁麻疹が出る場合は、大豆アレルギーや納豆に含まれるポリガンマグルタミン酸による「遅発性納豆アレルギー」の可能性も否定できません。症状が長引く場合は無理をせず医療機関を受診してください。