医学的観点から見れば、BMIが15台まで低下すると身体機能には様々な障害が現れ始める。最も顕著なのが、基礎代謝の低下と筋肉量の著しい減退だ。身体は生命活動を維持するためのエネルギーが不足すると、内臓や筋肉の組織を分解してエネルギーを補おうとする。その結果、慢性的な疲労感や冷え性、免疫力の低下を招くことになる。
さらに深刻なのはホルモンバランスの崩壊である。特に女性の場合、体脂肪率が極端に低下することでエストロゲンの分泌がストップし、月経不順や無月経を引き起こすリスクが跳ね上がる。若い時期の無月経は将来の骨粗しょう症のリスクを急上昇させ、骨密度が著しく低下する要因となるのだ。見た目の細さと引き換えに、不可逆的な健康障害を抱え込む危険性が潜んでいる。