堂安律の怒りは、日本代表のピッチ外でも強烈なメッセージとして発信されてきました。象徴的だったのが、失意の結果に終わったアジア杯での悔しさを吐露したインタビューの本音コメントです。
「チームとしてぬるい部分があった」「勝たなければ何も意味がない」――。堂安律による日本代表への発言は、時にチーム内の空気を引き締め直す劇薬として機能しました。仲良しグループで終わることを嫌い、ワールドカップで世界の頂点を目指す集団としての基準を要求する言葉には、並々ならぬ覚悟が滲み出ています。
メディアを通してあえて厳しいコメントを発信した真相について、堂安は「嫌われ役になってでも、このチームの勝負に対する基準を世界基準に引き上げなければならない」と語っています。言葉とプレーの両面でプレッシャーを自らに課し、退路を断つ姿勢こそが、彼が背負う10番の重みそのものです。