岡山の駄菓子ブームの象徴的存在といえば、瀬戸内市邑久町にある「日本一のだがし売場」です。駄菓子の卸問屋である株式会社大町が運営するこの施設は、広大な倉庫を活用した文字通り国内最大級の売り場面積を誇ります。
売場に足を踏み入れると、見渡す限りの駄菓子や玩具が整然と並び、その品揃えは常時数千種類に達します。うまい棒が全フレーバー壁一面に敷き詰められたコーナーや、昔懐かしい粉末ジュース、クジ付き駄菓子、地方限定の珍味まで、あらゆるジャンルが網羅されています。
さらに注目すべきは、子ども目線と大人目線の双方が緻密に計算された売り場設計です。10円単位のバラ売りコーナーは小さな子どもが自分で計算して買い物ができる高さに陳列され、大人向けには箱単位・カートン単位で購入できる問屋直営ならではのダイナミックな陳列が広がります。買い物かごを2つ、3つと重ねてレジへ向かう大人の姿は、ここならではの名物風景です。