観光客の間で頻繁に疑問視されるのが「なぜエッフェル塔はパスで登れないのか」という点です。その理由は、パリミュージアムパスがフランス文化省および国立文化財センター(CMN)が管轄する施設を対象としたネットワークであるのに対し、エッフェル塔はパリ市が出資する半官半民の独立企業(SETE)によって商業運営されているためです。
実際にパスを利用した旅行者からの口コミや評判を分析すると、金銭面以上のメリットと現場のリアルな課題が浮かび上がってきます。
・ポジティブな声:「チケット購入の長蛇の列に並ばずに済んだ」「凱旋門の屋上夜景など、短時間の立ち寄りでも『すでにお金を払っている』気軽さで立ち寄れた」「入場料の値上げラッシュの中、トータルで見ると数千円単位で節約できた」
・ネガティブな声:「パスの元を取ろうとして美術館巡りを詰め込みすぎて足が棒になった」「施設ごとに予約メールを管理するのが想像以上に煩雑だった」「特別展は別料金を取られるケースがあった」
単に金銭的な損得だけでなく、「チケット売り場に並ぶ時間を節約できるタイムパフォーマンス」を評価する利用者が多い一方、スケジュール管理の負担にストレスを感じる人も一定数存在します。