混雑を避け、この圧倒的な景観を最高の状態で体感するための最新アクセス戦略を押さえておきたい。玄関口となる東武日光駅からは東武鉄道の路線バスが運行しており、「霧降の滝」バス停までは約10分。車を利用する場合でも、滝の入り口付近に無料駐車場が整備されている。
観瀑台へと続く遊歩道は美しく整備されているが、大半の観光客が訪れるのは午前10時以降だ。真の絶景を独占するなら、朝7時30分から8時30分の早朝到着を狙いたい。東武鉄道の早朝便やマイカーを活用して観瀑台へ向かうと、谷底から立ち上る朝霧が朝陽に透け、下段の分岐瀑が黄金色に輝く幻想的な光景に出合える。
さらに、観瀑台の最前列左手奥、木々の隙間から見下ろすアングルは、滝の二段構造の落差と周囲の峡谷美を一枚のフレームに収められる知る人ぞ知るフォトスポットだ。木漏れ日が水煙を貫く瞬間は、まさに息を呑む美しさである。