倉庫店に導入されているグラインダーは、カフェや焙煎所でも採用される米BUNN(バン)社製などの頑丈な業務用ミルです。操作自体は極めてシンプルですが、慣れていないと粉をぶちまけてしまうトラブルも散見されます。正しいコストコ店内グラインダーの使い方は以下のステップです。
まず、本体上部の大きなホッパー(投入口)のフタを開け、購入した豆を全量流し込みます。次に、前面にあるダイヤルを回して希望の粒度(粗さ)に設定します。続いて、豆が入っていた元の袋(または持参した保存袋)を開口部を広げて排出口の下にしっかりとセットし、袋をクリップやレバーで固定します。スイッチを「ON」に入れると、1kgの豆がわずか約30秒〜40秒程度の猛スピードで粉砕されます。挽き終わったらスイッチを切り、排出口横のレバー(ノッカー)を数回「パチン、パチン」と弾いて、内部に残った粉を袋の中に落とし切るのが綺麗に使い終えるコツです。
失敗しやすいのがカークランドのコーヒー豆の挽き目設定です。マシンのダイヤルには英語で抽出器具に合わせた表記が印字されています。
一般的なペーパードリップやコーヒーメーカーを使用する場合は「AUTO DRIP(中細挽き〜中挽き)」を選択するのが王道です。フレンチプレスや水出しコーヒー(コールドブリュー)用には「FRENCH PRESS(粗挽き)」、サイフォンやパーコレーターには「PERCOLATOR(中粗挽き)」が適しています。なお、一部マシンには「ESPRESSO(極細挽き)」の選択肢もありますが、カークランドの「スターバックス エスプレッソブレンド」のような深煎りで油分の多い豆を極細挽きにすると、油分で内部が目詰まりを起こしやすいため、極端な細挽きは避けるのが無難です。