一連の歴史的経緯を経て、現代のゲーム業界やアニメ業界では「二次創作ガイドライン」の公開が当たり前の文化となった。メーカー側はグレーゾーンを完全に排除するのではなく、非営利目的のファン活動を尊重しつつ、禁忌となる表現(過度な成人向け表現や商用利用の逸脱など)を明確に線引きする戦略をとっている。
ファン側もまた、権利者の意向を尊重しながらコミュニティを楽しむ「自律的なマナー」を身につけてきた。かつての摩擦と対立を経たからこそ、現在の健全かつ活発な二次創作エコシステムが成立していると言っても過言ではない。