山田孝之のスタイリングを語る上で欠かせないのが、ヴィンテージファッションとの親和性だ。使い込まれた革ジャンや着古した古着のTシャツ、無骨なワークウェアなど、彼が好むファッションには常に「味わい」が存在する。
そこにRay-BanのアビエーターやMOSCOTのクラシカルなアセテートフレームを合わせることで、単なる古着スタイルにとどまらない、骨太で洗練された大人の着こなしが完成する。レンズ選びにおいても、黒すぎるダークレンズを避け、目元がうっすらと透けるグレーやライトブラウンを選ぶのがポイントだ。ミステリアスな色気を演出しつつ、相手に圧迫感を与えない巧みな引き算の美学がそこにはある。