周囲の視線に怯えて身を縮めるのではなく、自らの表現としてその魅力を引き受ける。NHKを離れた彼女が選んだ道は、多くの関係者を驚かせた。大手出版社・集英社の看板雑誌『週刊プレイボーイ』でのグラビア登場、そして自身初となるグラビア写真集『ASAKARA?』の刊行である。この決断は出版業界に大きなインパクトを与えた。
「朝の顔」であったアナウンサーが、あえてグラビアという表現手段を用いて自身の肉体美を堂々と解き放つ。写真集『ASAKARA?』で見せたのは、単なる露出や扇情的なポーズではない。沖縄の柔らかな光と風を浴びながら、ありのままの自分を肯定する清々しい笑顔だった。タブー視されがちだった「アナウンサーのグラビア進出」という壁を、彼女は軽やかに、そして知的に突破してみせたのである。受動的に見られる対象から、自ら魅せる主客の転換。このステップが彼女のタフネスを決定づけた。