ネット上の相談窓口やSNSで頻繁に見受けられる「パートナーが鶏肉にあたったが、キスをしても大丈夫か」という問いに対し、感染症専門医の知見を総合すると、答えは「条件次第で十分にうつる可能性があり、避けるべき」となります。
カンピロバクターの主な生息部位は動物の腸管内であり、カンピロバクター 経口感染 ルートの主流はいわゆる「糞口感染(排泄物に触れた手を介して口に入る感染)」です。通常時、健康な状態の唾液中にカンピロバクターが常在しているわけではありません。しかし、カンピロバクター キス うつる理由として見逃せないのが、胃から逆流した菌や嘔吐物による口腔内の汚染です。
発熱や嘔吐、胃のむかつきを伴う急性期には、胃液とともに逆流した菌が口腔粘膜や唾液中に一時的に残留します。さらに、サルモネラ菌など多くの食中毒菌が発症に数万〜数百万個以上の菌量を必要とするのに対し、カンピロバクターはわずか数百個(100〜500個程度)の微量摂取でも感染が成立します。そのため、濃厚なディープキスはもちろん、軽い接触であっても、相手の唇や口内に菌が付着して体内へ侵入すれば、カンピロバクター 唾液 うつるという事態が現実のものとなります。