若者が政治家と直接対峙し、忖度なしのリアルな議論を交わす「高校生100人×国会議員」。この象徴的な取り組みがもたらした最大の成果は、単なる知名度向上ではない。大人たちが「若者には政治がわからない」という固定観念を捨てざるを得ない状況を作り出した点にある。
国会の議員会館で交わされた熱気あふれる議論は、若者側には「自分たちの声でルールを変えられる」という当事者意識を植え付け、政治家側には「未来の有権者が何を課題と捉えているか」の生々しい感触を突きつけた。この双方向のショック療法こそが、硬直化した日本の政治文化に風穴を開けたのだった。