観光地化が進む一方で、柳橋連合市場は現在も地域の一次産業とプロの飲食人を支える現役の仕入れ拠点です。観光客がトラブルを避け、最高の体験を得るための「現場の作法」が存在します。
第一の盲点は「歩きながらの飲食マナー」です。市場の通路は幅が狭く、店舗スタッフの台車や地元客の行き交いが頻繁に発生します。購入した天ぷらや練り物を歩きながら食べる行為は接触事故の原因となるため、各店舗の前に設けられたイートインスペースや所定の飲食可能エリアを利用するのが鉄則です。
第二の盲点は「決済手段のハイブリッド性」です。キャッシュレス決済(PayPayやクレジットカード)を導入する店舗が急増しているものの、昔ながらの個人鮮魚店や青果店では依然として現金のみの取り扱いも残っています。千円札や小銭をある程度準備して訪れることが、スムーズな買い物のコツです。