長田氏の独走によって突如として相方を失い、自身も大きな風評被害と精神的打撃を受けたのが、ボケ担当の安田善紀(やすだ よしのり)氏です。
解散当時、安田氏は長田氏の借金トラブルを把握しておらず、事務所からの通達によって初めて事の重大さを知らされました。長田氏の借金の保証人にはなっていなかったものの、「りあるキッズ」という看板に泥を塗られたことで、仕事は激減。一時は人間不信に陥り、極度の生活困窮を経験しました。
それでも安田氏は芸人を辞めることなく、ピン芸人や構成作家、イベントMCとして泥臭く活動を継続。元コマンダンテの石井ブレンド氏をはじめとする仲間たちの支えを受けながら、自身のYouTubeチャンネルや舞台で地道な発信を続けました。
安田氏は後にメディアのインタビューで、「当時の長田は完全に目の色が違っていた。止めることができなかった悔しさはあるが、もう連絡を取ることはない」と語っており、過去への決別と芸道への再起を誓っています。現在では、堅実なトーク力と構成力を活かし、お笑い界のバイプレーヤーとして確固たる居場所を築いています。