ソーシャルメディアやオンライン掲示板のコミュニティを調査すると、キルレという客観的データがいかにプレイヤーの感情を揺さぶっているかが如実に浮かび上がります。
「フレンドとキルレを比較されて落ち込んだ」「戦績画面の数字が下がるのが怖くてカジュアルマッチにすら気軽に入れない」といった声は、初心者から中堅層にかけて後を絶ちません。対戦型ゲームコミュニティでは、一部の心ないプレイヤーによってキルレがマウンティングの道具として消費される現象が長年続いています。
心理学的な観点から見ると、これは自己効力感の源泉を「ゲームプレイ自体の楽しさやスキルの上達(内発的動機)」から「画面に表示される数字(外発的動機)」へと過度に依存してしまっている状態と言えます。数字の維持に意識が偏りすぎると、味方のピンチをカバーせず自分だけ生き残ろうとする利己的なプレイが増え、結果としてチーム全体の勝率を下げてしまう本末転倒な事態を招きます。