政界のみならず、スポーツ界においても池口恵観の名は特別な響きを持っています。中でもプロ野球選手との関係は深く、元西武・巨人の清原和博をはじめ、元広島・阪神の金本知憲、新井貴浩(現広島監督)らが毎年オフシーズンに最福寺を訪れ、過酷な護摩行に挑んだ姿はメディアで大きく取り上げられました。
顔面が火傷寸前になるほどの熱風と濃煙の中、不動の姿勢で数時間にわたり真言を唱え続ける護摩行は、極限状態でのメンタルトレーニングとして選手たちに驚異的な集中力と強靭な精神力をもたらしました。
特に清原和博との絆は強固で、現役時代のスランプ克服祈祷から、引退後の様々な苦難や事件に至るまで、池口は常に叱咤激励を送り続けました。更生に向けた支援を惜しまず、精神的父親のような存在として彼を支え続けたエピソードは、池口の情に厚い一面を物語っています。