大手掲示板やSNS上でのレディースショーツの男性着用に対するネットの反応を調査すると、数年前まで散見された「気味が悪い」「理解できない」といった短絡的な拒絶反応は大幅に後退しています。代わって目立つのは、「在宅勤務で履いてみたら快適すぎて戻れなくなった」「縫い目がないから座り仕事が格段に楽」といった実用面を評価するポジティブな投稿です。
インナー市場の動向調査や大手リサーチ各社のアンケートを総合すると、女性用下着の男性着用割合は全男性人口の約3%〜5%前後と推計されています。決してマジョリティではないものの、20人から30人に1人は経験、あるいは日常的に愛用している計算であり、もはや都市伝説と片付けられる水準ではありません。
現場取材で集まった具体的なレディースショーツを男性が愛用するメリットは、以下の点に集約されます。
- 鼠蹊部の血流阻害がない:太ももの付け根を締め付ける硬いゴムが存在しないため、長時間の着座でも足がむくみにくい。
- 生地の圧倒的な薄さと通気性:極薄の吸汗速乾素材やシルク、マイクロファイバーなど、メンズ製品には少ない上質素材が安価で手に入る。
- アウターに響かないフラットなライン:タイトなスラックスやスキニーパンツを着用した際、下着の縫い目や裾のラインが浮き出ない。
- 低価格かつ豊富な選択肢:メンズインナーの半額近い価格設定(1枚数百円から)で、多様なカッティングやカラーから自由に選べる。