「ツナ缶の油はカロリーが高いからすべて捨てるのが正解」という説がネット上で散見されますが、これは料理の美味しさという観点では大きな誤解です。
油漬けツナ缶の油には、マグロやカツオの身から溶け出したイノシン酸などの天然のうま味成分や、DHA・EPAといったオメガ3系脂肪酸が豊富に含まれています。油を完全に切ってしまうと、パサつきの原因になるだけでなく、大切なうま味エキスを丸ごと廃棄することになります。
カロリーを徹底的に制限したい場合は「水煮(ノンオイル)缶」を選ぶのが合理的であり、油漬け缶を使用する際は「油を半分残してタレに乳化させる」のが料理の完成度を高めるプロのセオリーです。