多くのドライバーが頼りにしているETC割引だが、制度のマイナーチェンジにより「走れば安くなる」時代は終わりを告げつつある。ETC (電子料金収受システム) を利用した割引施策の中でも、特に注意が必要なのが深夜割引と休日割引の見直しだ。
従来の深夜割引は「午前0時から4時の間に少しでも料金所を通れば全区間3割引」というシンプルな仕組みであったため、割引適用を狙った料金所手前での走行調整やサービスエリアでの長時間の駐車待機が社会問題化していた。新ルールでは、実際に「割引対象時間帯(深夜)に走行した区間」のみに割引が適用される計算方式へとシフトしている。料金所を通過したタイミングだけで一律に判断されるわけではないため、長距離走行の際には走行スケジュールを綿密に組み立てなければ想定通りの割引を得られないという落とし穴が存在する。
また、休日割引についても対象外となる特定区間や除外日が拡大しており、観光シーズンや大型連休中の走行では事前に適用日を確認することが不可欠となっている。