明石市といえば、全国的に高い評価を得てきた独自の子育て支援策で知られるが、図書館もその強力な一翼を担っている。駅直結という抜群の立地を生かし、保育園帰りの親子や買い物ついでに立ち寄れる導線が完璧に組み込まれている。
館内には一時預かりサービスや授乳室が完備されており、保護者が少しの間だけでも一人で読書や仕事に集中できる環境が整えられている。本棚の間をベビーカーですれ違える広々とした通路設計など、細部にわたるバリアフリー思想が徹底されている点も見逃せない。子育て世代を孤立させないセーフティネットとして、公共インフラが機能している実例と言える。