幾度となく新奇な味が登場しては消えていく中で、王座に君臨し続けるフレーバーには確固たる理由がある。日本市場における歴代売上データを紐解くと、常にトップを争うのは「プリン」と「コーラ」、そして不動の「ストロベリークリーム」だ。
プリン風味の絶妙なカラメルの苦味とカスタードのコク。コーラが放つ独特の爽快感。ストロベリークリームが醸し出すミルクと酸味の黄金比率。これらは単に甘いだけでなく、最後の一舐めまで飽きさせない立体的な味覚設計が施されている。日本人の繊細な舌に合わせて微調整が重ねられた結果であり、ロングセラーの裏にある職人技とも呼べる緻密さがうかがえる。